韓流より京流

日韓関係が緊張してるときに、無意味に挑発的なタイトルで申し訳ない。


きのう、京都の大学に行ってる高校の友人(「いんげん」)からメールが来ました。
なんでも、「俺、KBSに出るかも」とのこと。入るサークルがよく取り上げられてるんだそうです。


…ここで、誤解しないでほしいのですが、ここでのKBSとは京都放送であって、韓国放送公社ではないです。
韓流ブームもあって、いまや日本の人々にとってもKBSといえば韓国放送公社かもしれませんが、ここでは断固として京都放送なのです。
ちなみに、隣の滋賀県にはBBCがあったり、さらにその隣の三重県にはMTVがあったりするのですが、ここではその話は割愛。


KBSは、京都でラジオ(NRN系)とテレビ(独立U局)を兼営している老舗ローカル局です。
日本で唯一、会社更生法によって再建された放送局という歴史を持っていたりして…
で、韓国KBSに対抗して(?)、現在この放送局では、ドラマの制作が盛んです。
たとえば、毎年10月〜12月にやっている、大阪芸術大学との産学連携ドラマは、去年で3年目を迎えました。tvk、SUNとの共同制作。
学生が出演するドラマです。


2003年度:『ニトナツ〜恋も仕事も〜』
2004年度:『ヒナの魂』
2005年度:『探偵オブマイハート』


どんな番組かって?
では、『ヒナの魂』がテレビ神奈川番組審議会で視聴合評にかけられたときの議事録を見てみましょう。

<委員からの主な意見>
A委員 : 「脚本を作るよりは生の若者の声をドラマにしたほうが意味があるのではないか。」
B委員 : 「率直に言って、学芸会を見ているような気恥ずかしさとイライラ感があった。」
C委員 : 「何をテーマに制作しているのかわからない。」
D委員 : 「もっともっと切磋琢磨して人の前に出られるようになってからテレビでやるべき。」
E委員 : 「テレビというものは、もっと完成されたすばらしいものを視聴者に与えるものだと思う。」

絶句、杜甫
なお、テレビ神奈川番組審議会で出る意見は、(議事録を見る限り)普段こんなに厳しくありません。


他にも、tvk、SUN、さらには、TVS、CTC、MTVあたりとの共同制作でドラマをやってはいますけど、僕は「気恥ずかし」くてちゃんと見られません。(ちゃんと見ていないのに批判めいたことを書くのは、良くないことだとは分かっているんですが…)


ドラマは共同制作。赤信号、みんなで渡れば怖くない、という精神なのかも知れません。
しかし、それでは説明のつかないことに、KBSは単独でドラマつくってるんだよお。
それは例えば、


『お寺の国のアリス』


って言うんだけど…
どんなドラマだったんだろう?


題名はなんとなく魅力的?