恙無く

「恙無く」を「つつがなく」って読めますか?


『ふるさと』で、「いかにいます 父母 つつがなしや 友がき」って出てくるあのコトバです。


普段はあんまり見ないコトバですね。
しかし、ほとんど毎号これを見かける新聞があります。


その新聞こそ、以前紹介した『町田ジャーナル』。
たまたま前号の紙面になかったので、前回「恙無く」の話題が出せませんでしたが、町田ジャーナルの記事で最も多いパターンといえば、
式典開式→市長とかの挨拶→「恙無く」閉式
なんです。


毎回、どんな式典でも、記事の構成が一緒、出てくる表現が一緒。記者が一人(たぶん)だから仕方ないんですが。


最新号(5月10日付第731号)には、「恙無く」が使われているので、引用します。

町田消防少年団
指導者・団員共に新たなる門出の時

四月十六日午前十一時から、まちだ中央公民館ホールで、町田消防少年団平成十八年度卒入団進級式が挙行された。
(中略)
来賓と指導者の紹介の後、新隊長になった斉藤慎平君以下団員全員で七つの誓いを声高らかに宣誓し、恙無く式典は閉式した。

ちなみに、僕は高校のころ生徒会の役員(わが校では「行政委員」と称する)をしていて、その広報紙(『行政委員会通信』)を発行していました。
ある時、町田ジャーナルにならい、行政委員会通信に「生徒総会がつつがなく終わった」とか書いたところ、そんなキモい表現使うなと言われたりして…
ま、高校生が使うコトバではないです。