ミラーマンに人類の狂気を見た

ミラーマン』(東京メトロポリタンテレビジョン・月曜23時〜23時30分)を見るとき、僕は御都合主義だったり意味不明だったりする展開を楽しんでいるのですが、今日の第34話はちょっと怖かったです。いや、お話的には結構ありがちそうだし、強引すぎる展開に笑ってしまうようなところもあったのですが…。


「京太郎は、ミラーマンとジャンボ・フェニックスが闘って相打ちになるという夢を見た。だが、夢は現実となって現われた。京太郎はニュータウンがインベーダーに乗っ取られたことを知りSGMに連絡するが信じてもらえない。京太郎はミラーマンとなってニュータウンを破壊しようとした。SGMはこれを見てミラーマンが狂ったものと思いジャンボ・フェニックスで攻撃を開始した。」(TOKYO MX公式サイト内・ミラーマン番組ページhttp://www.mxtv.co.jp/mirrorman/より)
「京太郎」はミラーマンに変身する人、「SGM」はミラーマンの仲間の組織(科学特捜隊的な立ち位置)、「インベーダー」は地球制服を狙う敵の名前です。
ニュータウンの団地に住んでる人は、実はみんなインベーダーに入れ替わっていて、京太郎だけがそれに気づく。でもって、ミラーマンに変身して、いきなり団地をぶっ壊し始めるわけです。


しっかし、もう少しやり方があるだろうにね。この作品では、基本的に京太郎=ミラーマンが感情を抑えられない単細胞バカとして描かれています。いや、制作側は主人公の「人間的な弱さ」を描きたかったんだろうけど、冷静に見るとバカとしか思えないのよ…。


そんなわけで、主人公のバカさ加減というのが、この作品の毎回のツッコミ所だったりするのですが、今日に限ってはミラーマンが夜に独り黙々と団地を破壊するシーンがちょっと怖かったんです。
給水塔か何かを引っこ抜いてそれで団地を叩き壊すのですが、きっと制作側はそういう風には意図していなかったんだろうけど、「正義の実現」のために暴力を振るうことの狂気が画面から伝わってきました。
してみると、これは京太郎=ミラーマンが持つ馬鹿さ加減の表現を超えて、人類一般に存在するバカさ加減を表現し得ているのではないか、とか思っている月曜深夜。


そんなことより、あと1本残っているレポートを書かねば…。