2冊で10円

僕の蔵書の中には「政治家枠」とでも言うべきものがありまして、伊藤公介*1・著『駅頭からの挑戦』(ぎょうせい/1992)、上田哲*2・著『政治バカ入門』(データハウス/1995)、徳田虎雄*3・著『ゼロからの出発』(徳田虎雄の出版を支援する会/出版年不明)、古宮杜司男*4・著『もうガマンならん』(アイオーエム/1984)なんかが並んでいるわけですが、この前本気出して考えてみた(http://d.hatena.ne.jp/nise-jukensei/20091009)割には保坂展人の著書がないことに気づき、探しに行きました。
…しかし、ここまで出てきた名前の中に1人も現職がいねえ。


で、手に入れたのがこの本。
保坂展人・著『いじめの光景』(集英社集英社文庫>/1994)


いじめの光景 (集英社文庫)

いじめの光景 (集英社文庫)


教育ジャーナリストとしての著書ですね。1994年に出て、2007年で第11刷に達してます。文庫も使い捨ての時代に、立派なロングセラーじゃん。
実は今日発売の『週刊朝日』09年10月30日号にも、また寄稿しているんですよね。結局モノ書きとして食ってくつもりなんでしょうか。


ついでに、もう一冊。
北海道新聞取材班・著『解明・拓銀を潰した「戦犯」』(講談社講談社文庫>/2000)


解明・拓銀を潰した「戦犯」 (講談社文庫)

解明・拓銀を潰した「戦犯」 (講談社文庫)


北海道拓殖銀行破綻にまつわる話。就活の過程で地方の銀行にも興味を持ってしまった僕にとって、拓銀の道内営業譲渡先が北洋銀行だったというのはヒジョーに興味ある事実です。
「格下」第二地銀*5北洋銀行が、「格上」都市銀行拓銀を飲み込むという下克上の経緯を、少しでも掴めたらと購入しました。


素晴らしいことにブックオフで105円コーナー+200円割引のクーポン券利用のため、2冊で10円しかかかりませんでした。
さっき挙げた『もうガマンならん』すら、1冊で10円払ったのにね(http://d.hatena.ne.jp/nise-jukensei/20080524)。
いやあ、保坂センセ&道新さんごめんなさい。貧乏学生なもんで…。

*1:前・自由民主党衆院議員(東京23区選出)。今年行われた第45回総選挙で落選。2009年10月15日付『町田ジャーナル』によれば、再挑戦を目指しているとのこと。

*2:元・日本社会党衆院議員。スター議員だったが、旧社会党離党後は選挙に負け続け、すっかり泡沫候補になってしまった。

*3:元・自由連合衆院議員。「インディーズ虎の穴」(by大川豊自由連合代表として、数々の独自の戦いを繰り広げた。

*4:元・社会民主連合町田市議。「老人福祉もうガマンならん隊」を率いて大暴れした。

*5:第二地方銀行協会に加盟する銀行のこと。ほとんどが旧「相互銀行」から転換、1行が信用金庫から転換、1行が破綻した第二地銀の営業譲渡先として設立。後発で一般に規模が小さく、バブル崩壊後に破綻した銀行も多い。