よいこのマラソン大会

tvkには、だいたい日付変わったくらいに10分間だけ放送する帯番組シリーズがありまして、『深海魚』(2005年4月改編〜)、『マラソン(2007年4月改編〜)、『マチコ先生』(2007年10月改編〜)、『Short Shorts TV』(2008年4月改編〜)、『お笑い図鑑 ハマヌキ(2009年10月改編〜)と移り変わってきてる*1わけですが、「小林咲夏アナに制服コスプレさせたいだけじゃん」という感もあった『マチコ先生』はともかくとしても、『マラソン』は本当にわけわからん番組でした。
テキトーに一般人・準一般人を集めて、テキトーにチーム分けして、テキトーにこどもの国(横浜市青葉区)で走らせてるだけなんだもん。一体どこを見てもらいたい番組なんだか、さっぱり不明…。
もっとも、ブレイク前の準一般人・エドはるみさんが出演(というか出走?)していた事実もあります。


んで、その番組で走ってた準一般人の中に架神恭介さんというライターの方がいらっしゃいまして、当時はシンコーミュージック・エンタテイメントから何冊かバカバカしい本を出していたのですが、この前大学生協の書籍部に行ったら、そのうちの1冊がちくま文庫に入っていたのを見たので思わず買ってしまいました。


架神恭介、辰巳一世・著『よいこの君主論』(筑摩書房ちくま文庫>/2009)


よいこの君主論 (ちくま文庫)

よいこの君主論 (ちくま文庫)


マキャベリの『君主論』を、小学校のクラスの権力闘争を描くことによって解説するという、非常にバカバカしい本でございます。
あ、もちろんマラソン大会の描写もありますよ。一緒に走ることを約束したはずの「ひろしくん」が、結局「まなぶくん」を裏切って先に行っちゃうという、ここまではあるあるネタ。その結果、「まなぶくん」グループが崩壊して、「りょうこちゃん」グループと「ひろしくん」グループに吸収されるという展開は、この本ならでは。


ちなみに筑摩書房は、同じコンビによる『完全教祖マニュアル』asin:448006513X)という本も出しています。こちらは、ちくま新書。買ってないけど、ちょっと立ち読みした限りでは、内容のふざけ方が相変わらずです。
うーん、これを新書に入れるってどうなのよ、筑摩さん…?

*1:なお、2008年7月改編からの1クールは、空白期であった。