『Xへの手紙・私小説論』

せっかく退院したので、意味なく臨時更新。


きのうの『熱血BO-SO TV』(CTC)で、日本最高齢ボディビル選手だという君津のおじいさんが紹介されていまして、ダブルバイセップス、ラットスプレッド、サイドチェストと、ポージングを披露してくれるもんだから、頭の中で『ハッスルマッスルブギ』*1が流れ出してしまいましたよ。
ちなみに、『大魔王の法則』*2「ジジイのボディビルダーの法則/死にそう。」というネタが載ってますが、別に死にそうじゃなかったですよ。
一美さんも、この本が出た約10年後に、自らボディビルショーを開く*3ことになるとは、想像もしていなかったことでありましょう。


さて、そんなきのうに読了したのが、小林秀雄・著『Xへの手紙・私小説論』(新潮社<新潮文庫>/1962)


Xへの手紙・私小説論 (新潮文庫)

Xへの手紙・私小説論 (新潮文庫)


はっきり言って、よく分かりません。
それは、単に頭が悪いからかもしれないけれども、まずその前に、読んでいるべきものを読んでいないことが、原因としてありそうです。
しかし、収録されている私小説論」とか「表現について」とか、どれもやっぱり分からないのだけれど、読んでいてなんだか脳味噌を外からかき混ぜられているような感じがして、これはこれで、自分の考えというのが狭いところで自閉してしまわないために、良いものだと思いました。
脳味噌も糠味噌も、ちゃんとかき混ぜてやらなきゃいけないのです(なんかこれもう誰かが言ってそうだな…)。


あと、この本に入っているものの中に、「『ガリア戦記』」という短い文章があるのですが、そこであんまりカエサルガリア戦記が誉めてあるもんだから、こういうのは原文で味わうべき作品だと勝手に決めて邦訳を遠ざけていた僕が、ついつい岩波文庫に入ってるの*4を買ってきてしまいましたよ。
ああ、こうしてまた積読本が増えていく…。


ガリア戦記 (岩波文庫 青407-1)

ガリア戦記 (岩波文庫 青407-1)

*1:『ドラバラ鈴井の巣』(HTB)第2回作品『マッスルボディは傷つかない』EDテーマ。

*2:文化放送・編/ソニー・マガジンズ/1994/asin:4789708985http://d.hatena.ne.jp/nise-jukensei/20100316参照。

*3:05年3月23日『斉藤一美のS/N/A/P』(QR)最終回。「斉藤一美ボディビルショー」を開催。ラジオなのに。

*4:カエサル・著、近山金次・訳『ガリア戦記』(岩波書店岩波文庫>/1942)。「最近、近山金次氏の飜訳が出たので、初めて、この有名な戦記が通読出来た」(「『ガリア戦記』」)とあるので、小林秀雄が読んだのもこの訳だろう。なお、「訳文はかなり読みづらいものだった」(同)そうだが、はたして…?