中京独立U2局2日制覇の旅その3(三重テレビ放送篇)

MTV社屋



(その1→http://d.hatena.ne.jp/nise-jukensei/20100901
(その2→http://d.hatena.ne.jp/nise-jukensei/20100902


なんとか予定通りに岐阜を出発した僕は、豊橋行きの快速で名古屋まで出ると、そこで鳥羽行きの「快速みえ」なるものに乗り換え、三重県津市へと向かいました。
津にあるテレビ局といえば、もちろんMTV三重テレビ放送。最近は、東名阪ネット6の一員として、関東でも存在感を高めている(?)有力な独立U局です。


三重テレビ放送の本社は、津の駅から少し離れていたものの、歩いて行きました。バスもあるのですが、時間が合わなかったのです。
しかし、通った道の周辺はなんだか異様に緑が濃く、とてもじゃないけど県庁所在地の駅とテレビ局の本社との間に通じる道だとは思えない有様でした。
駅前のビルに入っている岐阜放送から来たので、なおさらとんでもない田舎に感じられます。
おまけに、時刻は午後3時半過ぎで気温がまだまだ高く、こりゃあ帰りはバスにしようと決心しました。


そして、いよいよ三重テレビ放送に到着。
小高い丘の斜面に張り付いたような建物で、頂上に建っている学校から見下ろされるような格好になっています。
学校の近くにあるテレビ局といえば、テレビ埼玉が思い出されます(http://d.hatena.ne.jp/nise-jukensei/20081029参照)が、学校に見下ろされるテレビ局というのは、初めて見ました。


局舎の撮影を済ませたのち、受付でタイムテーブルなどの資料を頂いたのですが、その中に三重テレビ放送CATV再送信データ 愛知」というものがありました。
早い話、愛知県のどの地域のケーブルテレビで三重テレビ放送が見られるかを宣伝しているのです。
前回、三重テレビ放送は愛知県内にスピルオーバーし放題」と書きましたが、なるほど確かに、ケーブルテレビならアナログ放送を殆ど県内全域で、デジタル放送もほぼ半分の地域で見られるということが、この資料には分かりやすく図示されています。


しかし三重県域局が、こんなあからさまに愛知県を商圏扱いした資料なんて作っていいんでしょうか。
三重テレビ放送、そしてテレビ東京系愛知県域局テレビ愛知の両方とも、中日新聞社の影響下にあるから大丈夫なのかもしれませんが、もしもテレビ神奈川が東京都内の再送信状況でこんな資料を作っていたら、東京メトロポリタンテレビジョンとの最終戦争が勃発しかねません。
まあ、もう勃発しているようなもんだから、探すとあるのかもしれませんが…。


この、三重テレビ放送の愛知県に対する露骨な電波侵略が、僕に思いがけない幸運をもたらすのですが、それはまた先の話。
うまいことやって来たバスに乗って駅に戻り、僕は今回の旅で訪れる場所の中で最も東京から離れた町・松阪へと向かうのでありました。


(つづく)