第13回新潟ジャンプステークス(J・GIII)

「第13回新潟ジャンプステークス(J・GIII)」(新潟競馬場・芝3250m)は、3番人気のクリーバレンが重賞初制覇。2着は2番人気のトリビュートソング、3着は1番人気のマジェスティバイオという堅い決着になりました。


クリーバレンは、前走・新潟の平場オープンを勝っており、これで2連勝。通算3勝はすべて新潟競馬場の障害コースで挙げています。ちなみに、前走は2着がマジェスティバイオ、3着がトリビュートソングだったので、今回馬券に絡んだ3頭は、この平場オープンで馬券に絡んだ3頭の順番をシャッフルしただけだったのですね。
トリビュートソングは、あのJ・GI2勝馬マルカラスカルの全弟。平地でもオープンまで勝ち上がった期待の馬で、入障5戦目にして重賞初連対となりました。最後の直線でかなりの末脚を見せてJ・GIIIマジェスティバイオをクビ差抜き去ったものの、出遅れて後方スタートとなったのが響いた印象です。
マジェスティバイオは、今年の東京ジャンプステークス(J・GIII)」勝馬。クリーバレン、トリビュートソングとは斤量差がそれぞれ1キロ、2キロあったわけですが、強いて敗因を挙げるならそのあたりでしょうか。


レースはまず、10歳4か月12日というJRA史上最高齢の出走牝馬となったコウエイトライがポンと飛び出し、最初の障害を越えたところではもう完全に先手を取るという形で始まりました。その後も、お得意の殆どまたぐような低い飛越で障害を次々とクリア。去年11月以来の出走にも関わらず、トライ姐さんはブレないなあと思いながら見ておりました。
その後、スタンド前の長い直線を終えるあたりで、こちらも久々、09年12月以来の出走となったムーンレスナイトが先頭を奪いましたが、2コーナーを回って再び向正面に入るところでコウエイトライがまた先頭を取り返しました。
このあたりから前方集団がかたまり始め、第3コーナーへ。タマモサプライズがまず先頭に立ち、それをマジェスティバイオが追う展開で、第4コーナーを曲がり、最後の障害を飛越。ここから直線でクリーバレンが伸びて、そのまま1着入線。その後、外から追い込んできたトリビュートソング、内でかわされたマジェスティバイオ、少し置かれたタマモサプライズと続き、さらに5着にはこちらも久々、去年9月以来の出走で、残念ながら今回はパートナーの大江原圭ジョッキーがケガで間に合わなかったモルフェサイレンスが入りました。
前走中山グランドジャンプ(J・GI)」で3着と健闘したタカラボスは6着。コウエイトライは直線で一杯になり9着。J・GII馬であるものの、久々となった前走の小倉サマージャンプ(J・GIII)」で大差のシンガリ負けを喫していたエーシンディーエスは、今回も11着と振るいませんでした。


とりあえずは落馬・競争中止なく終わったので、それは良かったと思います。夏競馬もそろそろ終わり、次の障害重賞阪神ジャンプステークス(J・GIII)」にむけ、踏み切ってジャンプ!です。