K太郎さん卒業(にかこつけた自分語り)

8年9ヶ月にも及んだK太郎さんのレコメン!』(文化放送が昨晩、終わりました。


僕は初回からのリスナーで、振り返ればちょうどニッポン放送オールナイトニッポンSUPER!』が2003年3月に終了し、4月から始まった後番組のオールナイトニッポンいいネ!はちょっと違うなあ…と思っていた7月に『レコメン!』が始まって、台場(当時)から四谷(これも当時)に移住してきたのでした。
ついでに言うと、その頃から山下町・TVKテレビ(またまた当時)も本格的に見るようになりました。具体的には、sakusaku木村カエラ増田ジゴロウ期)だけじゃなくて、『あっぱれ!KANAGAWA大行進』ぜんじろう&川村華代&尾辻舞期)あたりも見るようになったんです。
そうそう、尾辻アナはきょうで『ありがとッ!』レギュラー降板となりまして、どうも来年度の5月末までで退社のようですし、尾辻アナの前の、すなわち初代の『あっぱれ!』アシスタント・仲山今日子アナも3月末でtvk退社ですよ。仲山アナは、結婚・出産で一度退職していた時期があるとはいえ、うーんtvkも変わっていくなあ…。


とにかく、『レコメン!』が始まった高校1年生あたりで、僕の“ラジオは文化放送、テレビはテレビ神奈川”という方針(?)が定まったのでありました。
そしてそれは、中学3年生のときに周囲とうまく関係を取り結ぶことができず、ばらばらになってしまったかのようだった自分を、もう一度組みたて直す作業でもあったように思います。いや、それで変な風に組みあがっちまってるじゃんというツッコミはなしでお願いしたいのですけれども。


さて、その後ずっと聴いてはいたのですが投稿にはなかなか手を染めず、ずいぶん長いこと聴くだけリスナーをやっていました。今のラジオネームでメールが読まれたのは2005年7月5日と記録していますから、『レコメン!』スタートの2年後に「ニセ受験生」がうまれたわけですね。
高校3年生の夏なわけで、受験のストレスのはけ口として…という説明はしやすいですし、実際そういうところもあったのかもしれませんが、どちらかというと、高校1年の秋から高校2年の冬にかけて部活の幹部や生徒会の役員をやって、何もできないと思っていた自分も、やろうと思えば意外にもまあなんとかそこそこのことはこなせるんだなあという、そんな自信というか、むしろ自由の感覚みたいなものが自分の中に芽生えてきて、それで番組にメールを送ってみようという気になったんだと思います。


そして翌2006年3月の大学合格発表。
「K太郎とすね毛勝負がしたい」(当時K太郎さんは番組でよくガムテープを使ってすね毛を抜かれていた)というメールを番組に送ったことがきっかけとなり、なぜか合格発表にK太郎さんが付きそうことになりました。
もし不合格だったらどうフォローするつもりだったんだろうというのがいまだに謎なんですがw、幸いにも僕は合格していまして、それを確認した後に文化放送(四谷旧社屋)の第5スタジオに連れて行ってもらい、実際にすね毛抜き対決もしました(オンエアはされていませんが)。
思いがけず、その大学にいま現在までずっと通い続けておりまして、K太郎さんにお昼をおごって頂いた門の前の海鮮丼の店を見るたびに、あの時のことを思い出します。


大学に入っても投稿は続けていたのですが、サークル(合唱団)の代表になったりで忙しく、いつしか番組とは距離が開いていきました。
サークルの代表をやった年は、検査入院を含めて4回入院したりと、なかなかひどい目にあったわけですが、それが過ぎると今度は就活の難航と恋愛上の危機とによって、このブログの更新すら止まるような状態になりました。結局、2009年末から2010年はじめにかけて、恋愛関係は破綻し、合唱団の最後の演奏会には出られず、決まっていた就職の内定も蹴って留年することに。
こうして、もう一度自分がばらばらの、何者でもない存在になってしまったとき、僕はもう一度『レコメン!』に投稿し始めることになります。


夜のラジオ番組は、リスナーが卒業していくものだとよく言われていて、実際に僕も一度ほぼ卒業したのですが、でもどうしようもないピンチになったときに、もう一度番組に戻って来ることができた。そして、そこからもう一度出発することができた。何かを卒業するというのは、戻ってこられる場所、そこからもう一度出発し直すことができる場所が1つ増えるということだと、今になって思います。
K太郎さんにとっても、『レコメン!』という番組がそういう場所になればいいなと願っている次第です。


レコメン!』最後の9か月間は、他のリスナーさんと交流する機会が一気に増え、これまでとはまた違った充実したものになりました。
昨晩も番組が終わるまで浜松町の文化放送一階サテライトプラスに集まって、その模様をニコ生で配信するなんてことをやっており、番組終了後にはそこにK太郎さんというか、マスクを脱いで素顔に戻った砂山圭大郎さんが(まさに!)顔を見せに来て下さいました。
実は昼間から集まりがあって、夜まで残れない若手リスナーがやって来てK太郎さんへの色紙を書くなどしていました。それにも来られないリスナーとは、ツイッターで連絡を取り合ったりということも行われていました。
自分自身としてもとても楽しかったですし、昔ラジオ番組の最終回でこんな風にリスナーが集まっているということを聞いて、そういうつながりへの憧れを抱いた僕としては、次の世代にこの種の憧れをバトンタッチできたんじゃないかな、などと期待していたりもします。
いずれにせよ、皆さん、本当にありがとうございました。


そんなわけで、『レコメン!』の8年9ヶ月は、高校1年から大学院修士1年までの僕の8年9ヶ月でもありました。
番組「卒業」の決まったK太郎さんに、月曜チーフ作家の北本かつらさんが“僕らの青春は終わります”というメールを送ったそうですが、僕の青春もたぶん終わります。
今年は四捨五入で30歳にもなりますし、自分の本質的なところは良くも悪くも変わりはしないと思いますが、どこか次のステップに進もうと決意を新たにするところです。


これまでの『レコメン!』に関わった全ての方々、そしてK太郎さん、8年9ヶ月の長い間、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。