文化放送12年5月タイムテーブルほか

QR12年5月タイムテーブル


本郷のキャンパスに通うようになって、もう5年目。僕は暇があるたびに周辺の様々なところまで散歩しに行きました。千駄木、上野、御茶ノ水、神保町、後楽園、茗荷谷…。やたらと多くある坂を登ったり下りたりしながら僕は、どうもこのあたりは不思議な街だなという感覚を持ったのでした。
たとえば、東京メトロ後楽園駅都営地下鉄春日駅の近くに、区設真砂市場というのがあります。古めかしい公設の小売市場でありまして、なんでこんなものが都会の真ん中にあるの?と思わずにはいられません。
お客さんはどういう層なんだろう?というか、そもそもこのあたりに住んでいるのがどんな人たちかというのもよく分からないのであります。


そんな折、橋本健二・著『階級都市』(筑摩書房ちくま新書>/2011)を読みましたら、「階級都市を歩く」という章に、「別世界をつなぐ文京区の坂道」(182〜200ページ)という節があり、それがちょうど僕の散歩する地域を具体的に解説してくれていました。
まあ「台地の上には、いくつもの大学や学校、寺院、そして高級住宅街がある。そこから坂を下った低地には、庶民の住む住宅地や商店街がある」(182ページ)という大雑把な理解で、基本的にはOKです。実際、知らない坂をふらりと下ってみると、とっても木造密集な路地裏に入りこんでハッとさせられたりするわけで。
とはいえ、小石川植物園近くの共同印刷周辺にあった「谷底の街」が徳永直太陽のない街であったことを、僕は恥ずかしながら初めて知りました。本郷から茗荷谷にある牛丼太郎(マイナー牛丼チェーン店)へ向かうとき、いつもこのあたりを経由していたのですがね。


階級都市―格差が街を侵食する (ちくま新書)

階級都市―格差が街を侵食する (ちくま新書)


さて、この本の最後では、東京東部の下町地域を活性化し、格差を縮小させるきっかけになるものとして東京スカイツリーの開業に期待をかけているのですが、そんな東京スカイツリーと、そのふもとにある「TOKYO SKYTREE TOWN STUDIO」からの公開生放送『大きなツリーの木の下で〜from TOKYO SKYTREE TOWN STUDIO〜』(土曜17時〜17時15分)パーソナリティ・大島麻衣さんが表紙に来ているのが、文化放送の5月タイムテーブルです。巻頭には、東京スカイツリー関連の情報が色々と掲載されています。


いわゆる「庶民」というのが「貧民」に転落すればするほど、どちらかというと「庶民のメディア」であるAMラジオはより苦しくなるでしょうし、ここは文化放送にも格差縮小の一翼を担ってほしいものです。


あ、大島さんはAKB48の元メンバーですけど、『AKB0048』初回が今さっき流れたんで、見ましたよ。うーん、まだ感想がまとまらないので、これについては後日機会があれば。